御宿町で、コンピューターゲームなどの人気パズルソフト「ぷよぷよ」「テトリス」の腕を競うeスポーツイベント「御宿ぷよテト祭り」が開かれた。公認プロの飛車ちゅうさん(35)が登場し、実況や解説を担って大会を盛り上げた。

 任意団体「EYE・ON(アイオン)」主催。代表で、町内の古刹(こさつ)・最明寺の住職、松崎馨田さん(42)によると、団体名は「エルダー(年長者)」と「ヤンガー(若者)」、「eスポーツ」、御宿の頭文字「ON」を組み合わせたものという。
 イベントは公認プロをはじめ、国体や全国選手権の出場経験者ら約60人の実力者が全国から参加。人気の“落ちゲー”での交流を楽しみながら、各部門と、2人一組でチームを組む「2on2」の計3部門で優勝を決めた。
 EYE・ONは、交流イベントのほか、認知症やフレイル(虚弱)の予防として高齢者を対象としたeスポーツ体験会などを実施しており、昨年は年間4、5回ほど開催したという。
 今年で2回目。昨年は「御宿eスポーツ大会」として「ぷよぷよ」と「太鼓の達人」で実施した。大会では、協賛の液晶モニターメーカー「JAPANNEXT」(いすみ市)の大型モニターを活用した。
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