第77回春季関東地区高校野球大会第5日は24日、水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で準決勝2試合が行われ、専大松戸(千葉1位)が今春の全国選抜大会で優勝した横浜(神奈川1位)に4-3で競り勝ち、4年ぶりの決勝進出を決めた。25日の決勝で4年ぶりの優勝を懸けて健大高崎(群馬1位)と対戦する。

 専大松戸は一回に2点を先制されたが、その裏に長短打と犠飛で同点とし、五回に吉岡の適時打で3-2。七回に追いつかれたものの直後に土田の適時二塁打で再び勝ち越し、伊藤、黒田、鬼頭の3投手リレーで逃げ切った。
 健大高崎は山梨学院(山梨1位)に4-3で逆転勝ちした。
▽準決勝(ノーブルホーム水戸)
横 浜
  200000100―3
  20001010×―4
専大松戸
(横)福井、片山、池田、織田、山脇―駒橋
(専)伊藤、黒田、鬼頭―森岡
▽三塁打 今村(横)
▽二塁打 高貝、土田2、鬼頭(以上専)
 【評】専大松戸が接戦を制した。2-2の五回に吉岡の適時打で勝ち越し、七回に追いつかれたものの直後に土田が決勝の適時二塁打を放った。先発伊藤は四回途中2失点。黒田、鬼頭の継投で逃げ切った。横浜は8安打、7四球ながら12残塁。
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