緑川氏は、町職員や副町長としての約40年の行政経験を生かすと主張。「現職は公約を果たしていない」と批判し、町内になくなったスーパーマーケットの誘致などを掲げた。前回の町長選で23票差で敗れた前町長らの支援を受け、票を固めた。
石井氏は1期目の実績を強調して改革の継続を訴え、小林氏は若年層への浸透を図ったが、ともに及ばなかった。
投票率は64・17%。過去最低だった前回町長選の69・34%を5・17ポイント下回った。当日有権者数は9010人(男4512人、女4498人)。
◇緑川氏の略歴=(元)白子町副町長、町社会福祉協議会事務局長、町職員。敬愛大経済学部卒。古所
◆白子町長選開票結果
=選管確定=
1848 石井和芳(74)無現
2495 緑川輝男(70)無新
1392 小林弘典(38)無新