香取広域市町村圏事務組合消防本部は26日、部下の腕にライターの火を近づけるなどのパワハラを行ったとして、50代の男性副参事を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分としたと発表した。処分は15日付。

 同本部によると、昨年度のアンケート調査でパワハラの情報提供があり発覚。副参事は部下にライターの火を近づけたり、体当たりをしたりするなどの行為を日常的に行った。管理監督者の当時の消防署長を訓告とした。
 増田和久消防長は「綱紀保持と服務規律を徹底し、再発防止に努めるとともに、信頼回復に全力で取り組む」とコメントした。
 多古町消防団が小型動力ポンプ付軽積載車1台を車検切れの状態で使用していた問題では、多古分署の50代男性主幹2人と当時の分署長を厳重注意とした。
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