千葉県教委は30日、県立千城台高校(千葉市若葉区)で、1年生321人分の数学の成績など個人情報が同じ学年の一部生徒に誤って漏れたと発表した。
 県教委学習指導課によると、漏れたのは1学期の中間テストや入試での数学の得点など。
チャットツール「チームズ」上で44人が閲覧した。26日にファイルがアップロードされ、翌27日に保護者からの連絡で発覚。28日に全閲覧者の端末からの削除を確認した。臨時の全校集会や保護者会を開き、校長が経緯や再発防止策を説明して謝罪した。
 担当者がファイルに個人情報を載せたシートが入っていないと誤認したという。同課は「個人情報の取り扱いや情報管理の徹底について改めて厳重な注意喚起をする」とした。
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