本郷谷健次市長の辞職に伴う松戸市長選は1日開票され、無所属新人で元県議の松戸隆政氏(46)が、元市議の山中啓之氏(46)や元副市長の小玉典彦氏(50)ら新人4人を破り初当選を果たした。
 投票率は35・01%で、前回の37・14%を2・13ポイント下回った。
当日有権者数は40万6783人(男20万268人、女20万6515人)。
 松戸氏は「現状維持は市にとって衰退につながる。『変わった』と実感できる松戸市政をつくる」と主張。市庁舎移転計画の白紙撤回や総合医療センターの経営再建を訴え、無党派層を含む幅広い支持を集めた。
 山中氏は「暮らしやすさを実感できるまちづくり」、川井友則氏(49)は「30年後の礎となる行財政改革」、小玉氏は「松戸のまちのリニューアル」、石井嘉隆氏(61)は「教育イノベーション特区」の実現などを訴えたが及ばなかった。
◇松戸氏の略歴 (元)県議、衆院議員秘書、投資銀行員。東大院修了。大橋
◆松戸市長選開票結果
=選管確定=
当46295 松戸 隆政(46)無新
 32163 山中 啓之(46)無新
 13158 川井 友則(49)無新
 40895 小玉 典彦(50)無新
  7936 石井 嘉隆(61)諸新
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