人気映画「アナと雪の女王」「ピーター・パン」「塔の上のラプンツェル」の世界観を表現した東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)の新エリア「ファンタジースプリングス」が6日、開業から1年を迎えた。運営するオリエンタルランドの高橋渉社長は「ファンタジースプリングスを目的に来園されている方も増えている。
満足度も相当になるのでは」と手応えを語った。
 三つの映画が舞台のアトラクションや、ホテルで構成される同エリア。4月からは入場制限が解除されたこともあり、厳しい日差しが照りつける中、各アトラクションの前には長蛇の列ができた。映画内で使われた人気の曲が流れる中、日傘を手にしたり、小型の扇風機を顔に近づけたりして涼を取りながら待つ来園者の姿もあった。
 山梨県南アルプス市から母と娘の3世代でアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」の列に並んでいた会社員、丹沢由香里さん(43)は2回目の来訪。「(入場制限時は必要だった)ファストパスがなくても入れる時期を狙ってきた。中はアナ雪の世界観がよく再現されているので、家族に見せたくて」と楽しみにしていた。
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