住宅設備大手のLIXIL(リクシル)は、節電と健康維持が期待できる断熱窓へのリフォームを広く呼びかけている。夏の熱中症対策に加え、住宅の省エネ化を促進する目的で環境省が断熱窓などへの改修に補助金を交付していることから、補助事業終了前の工事を推奨している。

 夏の暑さは約7割が窓から入り、冬には約6割が窓から熱が逃げているという。断熱性能を高めると、室内全体の快適性が高まるほか、近畿大とリクシルの共同研究によると、窓断熱により光熱費の減少に加え、医療費の削減も期待できるとしている。
 環境省の「先進的窓リノベ2025事業」は予算が1350億円。1戸当たり200万円を上限に工事費の半額相当が補助される。予算額に達すると事業は終了する。
 詳細はリクシルの専用ホームページへ。
編集部おすすめ