15日の県民の日に合わせ初開催した。松戸市の中華料理店「東東」や、香取市産のサツマイモを使ったかき氷を提供する「おいもや 壺」(市川市)など15店が軒を並べた。「作っているところも楽しんで」というゆまグルメさんの思いから、多くの店がその場で調理している。
イートインコーナーも設けられ、できあがったばかりの逸品を頬張る来店者の姿もあった。県産サツマイモを使ったかき氷を楽しんでいた市川市の主婦、水谷裕子さん(55)は「氷の中にイモと小豆が入っていておいしい。ボリュームがすごくておなかがいっぱい」と笑顔だった。
ゆまグルメさんは幼少期から県内に住み、実家は農家。千葉とグルメへの思い入れの強さからSNSでの発信を始めたといい「今までの催事は北海道展や九州展など、県外のものが多い。県内にもこんなお店があるという魅力を、県民にもっと知ってもらいたい」と強調。フェスを通じ「各店舗を訪れるきっかけになれば」と期待していた。