学生向けロボット競技大会「FIRST LEGO League Challenge(ファースト・レゴ・リーグ・チャレンジ、FLL)」の全国大会で総合6位となり、7月に豪州で開かれる世界大会に出場を決めた印西市立原山中のチーム「Inzaiトルマリン」の5人が市役所を訪れ、藤代健吾市長に活躍を誓った。
 FLLは、9~16歳を対象に玩具メーカー「レゴ社」などが立ち上げた大会。
制作したロボットで15のミッションに挑戦するほか、プログラミングの工夫についてプレゼンする課題や、テーマに沿った研究も課せられ総合力で競う。世界110カ国の約6万7千チームが各国で開かれる予選大会にエントリーしている。
 Inzaiトルマリンはメンバーが昨年、市立原山小在学時に結成し、今年2月の全国大会で総合6位に入賞した。今春、原山中に進学してからも週2日集まって練習。休日も活動資金集めなどに力を入れている。
 市役所で5人は、実際に改良を続けているロボットを見せ、英語でのプレゼンを藤代市長に披露。リーダーの菊池楓花さん(12)は「プレゼンは身ぶり手ぶりで伝えることを心がけている」と明かし「大会では世界の仲間と交流しながら、みんなで楽しみたい」と意気込んだ。副リーダーの座本結弥さん(12)は「大会の出場費や渡航費などの支援も募っている。ぜひ協力を」と呼びかけた。
 藤代市長は「世界中から共通の目標を持つ仲間が集まる。いろいろな経験をして一回り大きくなって帰ってきて」と期待した。
 Inzaiトルマリンへの募金はホームページから。
クラウドファンディングも行っている。
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