任期満了に伴う船橋市長選は22日投開票され、無所属現職の松戸徹氏(70)が元市議の津曲俊明氏(47)=立憲民主推薦=ら新人4人を破り、4回目の当選を果たした。投票率は34・27%で前回の28・88%を5・39ポイント上回った。
当日有権者数は52万7308人(男26万125人、女26万7183人)。
 松戸氏は学校体育館へのエアコン設置など3期の実績をアピールし、子どもたちへの支援にさらに注力すると主張。市立医療センターの移転建て替えの必要性も強調し「にぎやかで笑顔があって安心できる船橋に」と訴えた。政党の推薦は受けなかったが、自民と公明の市議団が支援。連合千葉の推薦も受けた。
 津曲氏は「誰にとっても優しい船橋」、江川厚子氏(67)は「対話の市政の実現」、鈴木弘子氏(51)は「どんな環境でも夢がかなう社会」などと訴えたが及ばす。高橋宏氏(48)は「船橋を独立国に」と呼びかけたが浸透しなかった。
(藤田泰彰)
 市長、全国都市公園整備促進協議会長(元)副市長、東京理科大卒。薬円台
◆船橋市長選開票結果
=選管確定=
当88803 松戸 徹 (70)無現
 41438 津曲 俊明(47)無新=立民推薦
 22810 江川 厚子(67)無新
 21946 鈴木 弘子(51)無新
  3892 高橋 宏 (48)諸新
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