任期満了に伴う鎌ケ谷市長選は22日投開票され、無所属で現職の芝田裕美氏(63)が無所属新人で元県議の岩波初美氏(66)を破り再選を果たした。投票率は35・94%で、前回の37・70%を1・76ポイント下回った。
当日有権者数は9万1654人(男4万4821人、女4万6833人)。
 芝田氏は新型コロナ対策や子育て支援、市の長年の弱点である固定資産税の少なさを転換する大型開発事業や企業誘致実現など実績を強調。子育て支援拡充や北千葉道路の整備を見越した土地利用促進など「今を大切にしながらも未来に希望の持てる街づくり」を進めると呼びかけた。
 市長選4回目の挑戦となる岩波氏は市の厳しい財政事情を指摘し「事業を一から見直し効率化を図る」などと市政刷新を訴えたが、及ばなかった。
(小北清人)
 市長、全国市長会役員・評議員(元)市議、市議会議長。専門学校卒。南初富6
◆鎌ケ谷市長選開票結果
=選管確定=
当21722 芝田 裕美(63)無現
 10895 岩波 初美(66)無新
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