千葉県市原市の路上で1日午後7時ごろ、会社員の男性(50)=同市=が包丁で切り付けられ重傷を負った。千葉県警市原署によると、男性は、男が自宅を突然訪れ玄関を開けたら切り付けられたと話しているという。
2人に面識はない。切り付けた疑いがある50代ぐらいの男は足を骨折するなどの重傷を負い、搬送先の病院で入院している。同署は男の回復を待ちながら、殺人未遂事件として詳しい経緯を調べている。
 市原市消防局などによると、2人はいずれも重傷を負い救急搬送されたが、搬送時に意識はあったという。同署によると、男性は胸や肘に切り傷を負った。
 男性が男を取り押さえた。男はTシャツ姿の普段着で、包丁以外に所持品はないという。
 1日午後7時5分ごろ、男性の関係者から「突然男が来た。玄関をいきなりたたいてきた」と110番通報があった。同じ時間に目撃者から「路上で殴り合い、包丁を持っている」という通報もあったという。
(大村慧、井田心平)
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