千葉県教委は4日、教育委員会会議の非公開議事録をホームページ(HP)に誤って掲載していたと発表した。懲戒処分に関する情報が含まれており、処分を受けた職員の勤務校や名前などが約2カ月間、閲覧できる状態だった。

 県教委によると、担当者が4月に非公開情報を削除する前の議事録をHPに誤って掲載。5月に別の職員が誤掲載に気付き修正したが、非公開情報が含まれたファイルをシステム上から削除し忘れた。6月に関係学校長から連絡があり発覚し、ウェブ上からファイルを削除した。
 児童生徒の情報は含まれておらず、二次被害は確認されていない。県教委は事務ミスの防止と適正な個人情報管理の徹底を図るとしている。
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