市佐倉の魅力推進課によると、同広場は今年から拡張工事を実施。そのため、観覧場所を設けず市内各地の水田を打ち上げ場所にし、開催時期も稲刈り後の10月下旬にずらすことを決めた。計約5千発の打ち上げを予定している。
同課の担当者は「会場の都合で今年は大きな花火は上げられないが、ぜひ自宅から見て楽しんでほしい」と呼びかけている。同広場の工事は2029年までを予定しており、来年以降の開催形態は未定という。
同花火大会は、佐倉の夏の風物詩として、例年8月に開催。新型コロナ感染拡大の影響で21年にも分散開催で行った。昨年は約17万人が来場し、県内最大規模の約2万発の花火が打ち上げられた。
(佐藤楓)