市川市は、8月2日に開く「第41回市川市民納涼花火大会」の呼び物として披露する、富士山をかたどった仕掛け花火を、同時開催する東京都江戸川区と共同で、「最も高い山型の仕掛け花火」としてギネス世界記録に挑戦すると発表した。
 「ダイヤモンド富士-最高到達点!-」と題した特別企画。
クレーンの操作で仕掛けを釣り上げ、富士山の形を表現する。その際、山の頂上部を高さ55メートルに設定し、ギネス側による「非公式ながら過去最高の高さ(50メートル)」を数字で超えようとの試みだ。
 江戸川河川敷を舞台にした花火大会は江戸川区単独で始まり、途中から市川市が加わった。今年は江戸川区側が開催50回目を迎え、記念に大会の呼び物としておなじみの富士山を描き出す仕掛け花火の「ギネス世界記録実現」を企画。それに市川市も賛同した。
 数多くの花火が夜空に華々しく打ち上げられ、富士山の頂上部と太陽が重なる「ダイヤモンド富士」の美しさが表現される。
 同花火大会は午後7時15分、最初の5秒間に千発を打ち上げる派手な演出で開幕。「ダイヤモンド富士~」はその次に登場する。市の担当者は「世界記録に挑戦する花火の華麗な姿を大いに楽しんでほしい」と話した。
(小北清人)
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