千葉県警によると、8日午前5時35分ごろ、千葉市中央区神明町の横断歩道で、ともに中学生とみられる男女2人が、車にはねられ、重軽傷を負った。車はそのまま走り去った。
約2時間後、男が「事故を起こした」と千葉県警千葉中央署に出頭した。県警はひき逃げの疑いで捜査している。捜査関係者への取材で、この男から呼気検査でアルコールが検出されたことも分かった。
 県警によると、中学生とみられる2人は、犬の散歩中だったという。2人とも救急搬送された。1人は足を骨折したとみられる。もう1人は擦り傷を負っている。市道から青信号の横断歩道を渡っていた際に、交差する県道を走行してきた車にはねられた。付近にいた別の車の運転者が「横断歩道で子どもたちがはねられた」と110番通報した。男は知人に連れられて出頭してきた。男は「現場に戻ったけれど、(ひかれた人が)もういなかったので、出頭した」と話しているという。
(高橋律孝、平嶋奏葉)
編集部おすすめ