全国有数の海上貨物取扱量を誇る千葉港の魅力を発信する親善大使を選ぶ「2025ちばポートアンバサダーオーディション」(主催=千葉港振興協会、千葉日報社)の最終審査が12日、千葉市中央区のオークラ千葉ホテルで開かれ、ポートアンバサダーの5人が決まった。
 選ばれたのは佐藤琉樹さん(23)=千葉市、中西聖奈さん(21)=市原市、福島佑月さん(22)=船橋市、原田菜月さん(22)=東京都、坂爪心奏さん(20)=千葉市。

 ちばポートアンバサダーの任期は1年。自治体への表敬訪問や地域イベントへの参加などを通じて、千葉港の魅力を広く伝える。
 最終審査には27人が出場し、それぞれが千葉の好きなところや特技などをアピール。千葉港の魅力を伝えるコミュニケーション力などを基準に厳正に審査した。
 5人はそれぞれ「若い世代にも千葉の魅力をアピールしたい」「自分らしい視点で千葉港の魅力を発信したい」などと抱負を語った。
 表彰式で、千葉日報社の中元広之社長は、審査員の評価が拮抗(きっこう)していたと紹介し「千葉への熱い思いや真剣な姿勢に心を打たれた。この経験を糧に、今後さらに成長し、それぞれの場所で千葉の魅力を発信して欲しい」と激励した。
 ◇中西聖奈(21)
 3度目の挑戦でようやく選出され、心からうれしく思います。市原と千葉、双方の魅力をつなぐ存在として活動していきたい。
 ◇坂爪心奏(20)
 個性豊かな方々の中で選ばれ正直驚いています。訪問した地域の人と触れ合いながら、自分らしい視点で千葉の魅力を伝えます。
 ◇福島佑月(22)
 初めての挑戦で選出され、驚きとともに光栄に感じています。
大好きな海鮮をきっかけに、千葉の魅力を楽しく発信します。
 ◇原田菜月(22)
 上海での生活を通じて得た視点を生かし、国内外の方との交流を重ねながら、千葉や千葉港の魅力を、多くの人に届けたい。
 ◇佐藤琉樹(23)
 千葉港は青春の記憶が詰まった特別な場所です。若い世代に向け、言葉と行動の両面から、地元の魅力を発信したい。
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