同署によると、男子生徒は「女子トイレ内で女性2人の右肩あたりをトンカチで数回たたいた」と容疑を認め「誰でもいいから、自分よりも弱い女性を狙って傷付けてやろうと思った」と供述している。
千葉県警が身柄確保時に男子生徒から押収した金づちは、打ち付ける部分の横幅が約8センチ。握る柄の部分を含めた縦の長さは約24センチで、家庭などにもある市販品とみられる。
現場のトイレは、駅の改札内。男子生徒は事件後も改札内にとどまっていたとみられ、110番通報で駆け付けた警察官に、このトイレ付近で身柄を確保された。私服姿だったという。
被害者の女性2人は、駅利用者の40代と50代で、この2人も互いに面識はない。2人ともけがはなかったという。事件は17日午後6時15分ごろに起きた。