無免許で飲酒運転をしていた車が、横断歩道を渡っていた中学生のきょうだいをはねて逃走した事件で、千葉地検は28日、運転していた配管工、森田大樹容疑者(33)=市原市=を自動車運転処罰法違反(無免許危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で起訴した。
 起訴状によると、8日午前5時半ごろ、千葉市中央区で、無免許の上、アルコールの影響により正常な運転が困難な状況なまま、時速約50キロで車を運転。
赤信号を無視して交差点に進入し、横断歩道を渡っていた中学生の男女2人をはねて重軽傷を負わせ、逃走したとされる。
 千葉中央署によると、2人はきょうだいで犬の散歩をしていた。被告は約2時間後、友人に連れられ「事故を起こした」と同署に出頭。「何かにぶつかったことは分かった」と供述し、逃げた理由について「無免許運転と飲酒がばれると思った」と説明していた。
編集部おすすめ