全国高校野球選手権千葉大会で優勝した市立船橋高校野球部の選手らが29日夕、地元の船橋市役所を訪れ、3年ぶり7回目となる甲子園での健闘を誓った。松戸徹市長は「深紅の大優勝旗を船橋に持ち帰ってほしい」と激励した。

 市役所を訪れたのは海上雄大監督と選手、記録員ら。決勝で顔面に死球を受けた花嶋大和選手も元気な姿を見せた。海上監督は「市民や市の支えで練習に打ち込め成果を出せた。甲子園ではいい表情で野球をしている姿を見せたい」とあいさつ。田中健人主将は「これまで支えてくれた人たちへの感謝を胸に最後まで全力で戦う」と甲子園での躍進を約束した。
 松戸市長は「ドラマのような大逆転劇で甲子園切符を勝ち取り、誇りに思う。甲子園を存分に楽しんで、チームの集大成として最高の場にしてほしい」とエールを送った。
 選手たちはきょう31日、船橋を出発し甲子園に向かう。
(藤田泰彰)
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