(中田大貴)
全国で行われている巡回イベントで、そごう千葉店で開かれるのは2023年以来5回目。会場でしか購入できないマグカップやボトル、80周年を記念しデザインされたタンブラーなどの商品が用意され、ファンが次々と手に取っていた。
会場には高さ約2メートルある「ムーミンやしき」の模型や、主人公のムーミントロールやリトルミイらがお茶を楽しむ人形が置かれたフォトスポットも設けられた。撮影を楽しんでいた四街道市の高校生、速水結菜さん(18)は「以前からムーミンのファン。(キャラクターの)ニョロニョロがかわいい」と興奮した様子だった。一緒に来場した母親のリカさん(54)も「見るとグッズをそろえたくなる。ゆっくり会場を見て回りたい」と笑顔を見せた。
同店によると、23年夏に行った同マーケットの際には約4700人が買い物を楽しんだ。今回はこれを上回る人出に期待しているといい、広報担当者は「ムーミンは幅広い世代の方に親しまれている印象。ファンの方に、ぜひ好きなアイテムを見つけてもらえれば」と話す。
作者の誕生日にちなんだ9日の「ムーミンの日」には、会場で5千円以上の賞品を購入した先着200人に「ムーミンの日オリジナルトートバッグ」を配布する。13日には、ムーミントロールの着ぐるみも来場する予定だという。