香取市の道の駅「水の郷さわら」の直売所が1日、リニューアルオープンした。これまでのフードコートも直売所となり、新鮮な野菜や肉、魚などを販売するエリアが拡張された。
今年で創業15周年を迎え、長年地域や観光客に親しまれている道の駅のリニューアルに合わせ多くの買い物客が訪れた。(中瀬健太)
 水の郷さわらは、道の駅と川の駅を備える地域振興の拠点として2010年3月に創業。施設の老朽化などから、さらなる施設の充実に向け、直売所は4月に着工し、7月末に完成。今後、年内をめどにレストランが併設の川の駅に新設予定で、子どもが遊べる遊具施設やバーベキュー広場などは本年度中に完成予定。
 新しくなった直売所は、道の駅名物の卵焼きや、コロッケなど揚げ物の販売エリアを見える化し対面でも注文できるようになった。休憩スペースからは利根川を眺めることができる。
 リニューアル記念価格の商品も並び、オープン初日は朝から新鮮な野菜や肉、魚などを求めて買い物客が訪れ「売り場が広くなってきれい」などと驚いた様子で店内を回り買い物を楽しんでいた。道の駅店長、高柳智樹さんは「地域の人や観光客に愛される道の駅を今後も目指していきたい」と話した。
 直売所の営業時間は午前8時~午後6時。年中無休。
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