市川市動植物園は、雌のコツメカワウソ「マロン」(11歳)が死んだと発表した。同園で飼育されるコツメカワウソは雄2頭、雌1頭となった。

 コツメカワウソは市の魅力発信を担う代表的なイメージキャラクターで、同園でも指折りの人気者となっている。
 マロンは2013年10月、同園生まれ。今年7月初めから具合が悪くなり、食欲も低下。治療を受けていたが同月18日に死んだ。死因は腎不全という。
 コツメカワウソはカワウソの仲間の中で最も小型の種類で、東南アジアの河川などに生息。国内の多くの動物園や水族館で飼育されているが、自然界では絶滅危惧種に指定されている。
(小北清人)
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