八街市は、家庭から出る可燃ごみや不燃ごみの収集を来年2月から順次有料化する方針を固めた。排出量に応じて市民に処理手数料負担を求めることで、ごみの減量やリサイクル推進を図る狙い。
28日に開会する市議会に関連議案を提出する。
 市によると、現在は指定のごみ袋があるものの、袋代にごみ処理手数料は含まれていなかった。来年2月からは、クリーンセンターに直接搬入する家庭ごみを10キロ200円に有料化。同年10月からは、指定ごみ袋に処理手数料を上乗せし、可燃・不燃・有害ごみ(15リットル)はそれぞれ袋1枚15円、資源ごみ(20リットル)は同10円となる。
 有料化で年間約1億数千万円の手数料収入が見込まれ、クリーンセンター運営費などに充てられるという。市の担当者は「ごみ減量に協力してもらいたい」と話している。
(佐藤楓)
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