白子町の造園業、長嶋武一郎さん(79)が育てた長さ303センチのヒョウタンが、7日に鴨川市で開催された第8回千葉県長ヒョウタン競技会で初優勝した。長嶋さんは「アトランティックジャイアント」という大きなカボチャも栽培しており、仲間が育てた巨大カボチャと共にお披露目している。

 長嶋さんは、2019年から巨大カボチャと長ヒョウタンの栽培を始め、重さを競う県ジャンボかぼちゃ大会や長さを競う同競技会に出品。最初の年に育てた350キロのカボチャは全国4位に入賞した。
 今年は暑さの影響で長嶋さんのカボチャは腐ってしまったが、ヒョウタンは同競技会で15人中1位となり、今月の全国大会に出品することになった。
 長嶋さんは、妻や仲間が育てた巨大カボチャを見てもらおうと、自宅近くの空き地に展示。そばに長ヒョウタンも並べている。記念撮影する子どもの姿もあるといい、長嶋さんは「(栽培は)難しく、下手をすると腐るが、うまくいくと大きくなる。成長する楽しみがある」と笑顔で話した。
(武内博志)
編集部おすすめ