千葉県を代表するブランド米「多古米」の頂点を決める「多古米グランプリ」が28日に、多古町のあじさい公園で開かれる。町内の生産農家が丹精込めて育てた新米の味などを、お米マイスターやホテルの料理長らが審査する。
会場では多古米のおにぎりの無料配布も行う。
 多古米は甘みが強く、もちもちとした食感が特徴。冷めてもおいしいお米として知られる。同グランプリは多古米の魅力を発信するため実施。決勝大会は午前11時半から行われ「65歳未満の部」「65歳以上の部」の2部門で予選を通過した各3人で争われる。
 多古米を使ったおにぎりの無料配布は午前10時40分ごろと午前11時20分ごろに実施。ステージは、午前10時のわせがく高校軽音学部によるライブで始まり、同町の地域おこし協力隊で落語家の桂右女助さんが古典落語「目黒のさんま」を披露するなど幅広い年代が楽しめるプログラムとなっている。
 同グランプリの担当者は「多古米のナンバーワンが決まるとともに、世代を超えて楽しめるイベントが盛りだくさん。ぜひ多古の魅力を感じてほしい」と呼びかけている。
(中瀬健太)
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