JR千葉支社は12日、来年3月14日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。土日祝日朝の京葉線・武蔵野線上りで、西船橋発の列車を増発する。
東京方面の列車混雑の緩和や幕張メッセなどへのイベント客の利便性向上を図る。JR東は同日付で平均7・1%の運賃値上げも行う。
 同支社によると、土日祝日午前7時台の西船橋駅で、東京駅行きの列車を4本から5本に増やす。また、南船橋駅や新習志野駅止まりだった列車を一部海浜幕張駅行きに変更する。午前9時台では、西船橋駅始発海浜幕張駅行きの列車を1本新設する。
 また、平日朝に運行する佐倉駅始発、東京駅行きの「特急しおさい号」2本で、使用車両を交換し、着席サービス向上を図る。
 東京メトロも同日、ダイヤ改正を行う。平日下りの夕ラッシュの混雑緩和を目的に、午後4時台の列車1本を午後6時台に変更する。
 (粕谷健翔)
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