18日午前0時50分ごろ、勝浦市の勝浦灯台沖合約400メートルで作業台船「第八くす号」(900トン)が沈没する事故があった。沈没前に乗員4人は救助され、けが人はなかった。

 勝浦海上保安署によると、17日午後10時25分ごろ、台船のえい航船から「えい航している船が浸水している。勝浦港に避難を求めたい」と同署に通報があった。そのまま同市の勝浦港を目指したが、台船への海水侵入が急激に早まったことから18日午前0時過ぎに救助を要請。間もなく同署巡視艇「かつかぜ」が台船の4人全員を救助した。
 16日に宮城県を出発し、佐賀県伊万里市の岸壁に向けて航行していた。同署で事故原因を調べている。
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