熊谷俊人知事は18日の記者会見で、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)の再整備について、千葉市が「ドーム化」を含めた再検討を始めたことについて「20、30年先の気象状況も含めた夏の猛暑を考えると、私はオープン型(屋外型)は難しいと思う。さまざまな声を受けてロッテがドーム化を目指すということなので、我々としても目的が実現できるように応援したい」と述べた。

 千葉市が所有するZOZOマリンスタジアムの再整備を巡っては当初、屋外型による新築移転の構想が示されていた。ただ、夏の暑さへの懸念などからドーム化を求める声が、市のパブリックコメントでも多く寄せられた。千葉ロッテからの要請で、市は11月に整備方針の再検討を始めたと明らかにしていた。
 県が所有する幕張メッセの駐車場が移転候補地になっており、代替の駐車場の調整も必要になる。熊谷知事は「千葉市とは緊密に連携している。さまざまな課題を解決し、魅力的なドーム球場が実現できるように県としてもサポートしていく」と述べた。
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