千葉県議会事務局は25日、川口絵未議員が1人会派の市民ネットワークを解散し、1人会派「未来ちば」を新たに結成したと発表した。
 市民ネットは地域政党を母体にして1999年県議選を機に誕生した会派。
1~2人で勢力を維持し、過去に社民党(解散済)などと共同会派を組んでいた。
 2003年県議選から佐倉市選挙区(19年から酒々井町と合区)で連続して議員を輩出しており、勢力がゼロとなるのは23年4月以来。当時は所属議員が同市議選に転出するのに伴い自動失職して半月だけ不在だったためで、代わって同市議だった川口氏が23年県議選で初当選し、会派は一時休止を経て存続していた。
 県議会(定数95、欠員5)の新たな会派構成は▽自民党=49▽立憲民主党=13▽公明党=8▽千葉新政策議員団=5▽共産党=4▽平和の党、国民民主党、千葉県民の声、リベラル民主、市民力、有志の会、野田民主の会、未来ちば=以上1▽無所属=3。
(池田和弘)
編集部おすすめ