茂原市は26日までに、本納支所の税収納事務で8月に個人情報を誤って漏えいする事案が起きたと発表した。DVやストーカー行為の相手方に住民票の写しなどを交付しない「支援措置」の対象者の住所が漏えいしたという。

 市によると、市から転出し、転入先の自治体に支援措置を申し出ていた住民名義の市税を家族が納付した際、領収書と合わせて転入先住所が記載された内訳書を職員が誤って渡した。
 市は、その日のうちに内訳書を回収し、警察に安全確保の協力を要請。住民に電話して謝罪し、以後の対応について連絡を取り合うことを確認したという。市は「関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。
編集部おすすめ