31日午前10時5分ごろ、八千代市大和田新田の国道296号で、男女2人が歩道に乗り上げた乗用車にはねられた。2人はいずれも頭に重傷を負い、救急搬送された。
50代の男性は意識がなく、60代女性は意識があったという。
 八千代署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで同市緑が丘3、自称会社員、安達尚之容疑者(61)を逮捕した。容疑を認め、「注意を怠っていた。脇見をしていた」という趣旨の話をしているという。
 同署によると、現場は緩やかなカーブ。男性は反対車線側にそれたまま、歩道に乗り上げた。2人をはねた後、電柱に衝突した。車は右前部が大破した。歩道にガードレールはなかった。
 はねられた2人は親族とみられ、同署は詳しい状況を調べている。近くにいた人が衝突音を聞いて駆け付け、「車と歩行者の事故。男性の意識がない」と119番通報した。
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