2026年が幕を開けた1日、離島を除く平地で日本一早く初日の出が見られる銚子市には約6万人(市発表)の初日の出客が海辺を訪れた。水平線から空一面に雲が広がり、残念ながら日の出時刻に初日の出を望むことはできなかった。

 白亜の灯台が立つ犬吠埼周辺では、前日の大みそかから駐車場に県外ナンバーの車が止まり、そのまま年を越して初日の出を待っていた。年が明けて地元住民や銚子電鉄の一番電車の乗客らが加わり、海岸に大勢たちが集まったが、新年の空は白み始めても厚い雲に覆われたまま。日の出時刻の午前6時46分になっても状況は変わらず、人が減った同7時半ごろに雲間から太陽が姿を現したものの、すぐに雲に隠れてしまった。
 初日の出は“雲の中”だったが、訪れた人たちは記念写真を取ったり、波打ち際で遊んだりして元旦の海を楽しんだ。家族5人で足を運んだ印西市の会社員、大木智史さん(37)は「初日の出が見られなくて残念」と話し、新年を迎え「家族が健康で楽しく暮らせることが一番。明るい良い年になってもらえれば」と願っていた。
(伊藤義治)
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