回転寿司チェーンを展開する銚子丸(千葉市美浜区)は18日、東京都新宿区の地下商業施設「新宿サブナード」に同社初となる都心型店舗をオープンした。郊外ロードサイド中心の出店から一歩踏み出し、単身層や訪日客など新たな客層の取り込みを図る。

 同社は「すし銚子丸」など6ブランドを1都3県で約90店舗展開。これまでファミリー層を主軸にしてきたが、都市部での認知拡大とブランド浸透を狙い、国内有数のターミナル新宿への進出を決めた。石井憲社長は「日常の動線上で本物の握りずしを味わってもらい、銚子丸の魅力を再発信する拠点にしたい」と意欲を示した。
 新店舗は全49席とコンパクトだが、うち24席のカウンターを中心に、職人が目の前で握るライブ感を前面に出す。注文は多言語対応のタッチパネルを導入し、インバウンド需要にも備える。
 ネタは銚子港や勝浦港など千葉県産の鮮魚を軸に、豊洲市場から毎日仕入れる。シャリには多古町産のブランド米「多古米」を採用した。オープン記念として、千葉県産食材を集めた「千葉めぐり」も展開する。
 石井社長は「ネタもシャリも千葉産のものにこだわって提供する。長く愛される店を目指したい」と意気込んだ。
(粕谷健翔)
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