任期満了に伴う木更津市長選は29日投開票され、現職の渡辺芳邦氏(61)=自民、公明推薦=が、新人で元行政アドバイザーの三好智子氏(46)、新人で不動産賃貸会社社長の河辺伊知郎氏(79)とのいずれも無所属の三つどもえ戦を制し、4選を果たした。
 市長選は、前々回、前回と無投票が続き、2014年以来12年ぶり。
3期12年にわたる渡辺氏の市政運営の評価が最大の争点となった。
 渡辺氏は「次の木更津へ」とスローガンを掲げ、自民、公明に加え、連合千葉の推薦も取り付けて盤石の態勢で臨んだ。地元選出代議士や県議、ほとんどの市議が応援に付いた。
 選挙戦では、公共施設の更新や企業誘致などの実績を強調するとともに、今後の駅前新庁舎や文化芸術施設の建設といった中心市街地の活性化に意欲を見せた。「アクアラインや自然環境を生かし、産業の集積を進め、夢を持てるように次世代につなぐ。次の4年間も覚悟を持って最後まで務めたい」と訴えた。
 三好氏は「女性目線でワクワクする木更津を!」とアピールし、女性票を中心に支持を集めたものの浸透し切れなかった。
 河辺氏は現市政を全否定し、市政刷新を訴えたが及ばなかった。
 投票率は31・10%だった。当日有権者数は11万1645人(男5万5975人、女5万5670人)。
(岡田正弘)
 ◇渡辺氏の略歴=市長(元)県議、市観光協会会長、日大理工学部卒。長須賀
◆木更津市長選開票結果
=選管確定=
当 20182渡辺 芳邦氏(61) 無現
  10494三好 智子氏(46) 無新
   3542河辺伊知郎氏(79) 無新
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