千葉市緑区越智町のJR外房線誉田-土気間にある「八幡台踏切」が3月24日に廃止された。この踏切は電車と歩行者が衝突する死亡事故が続発。
市は廃止に伴い住民の利便性を考慮し、踏切の代替ルートとなる近くの交差点の改良工事を実施した。
 市道路計画課によると、この踏切は警報器と遮断機があったが、少なくとも2009年7月と17年5月に歩行者が衝突する死亡事故が、16年5月には軽自動車が衝突する事故が発生した。
 これを受け、国は22年1月、踏切道改良促進法に基づき、「改良すべき踏切道」に指定した。JR東日本は注意看板を見やすくするなどの対応を取ったが、抜本的な解決が困難と判断。今年1月、市に対し、踏み切廃止を正式に申し入れた。
 市は踏切の利用者の半数以上が車であることから、廃止により、利便性が低下しないよう代替ルートとなる「越智はなみずき台入口交差点」の信号機に右折専用矢印を設置するなどの改良工事をした。歩行者側の利便性低下に対する対応は、地元側と話し合いを続けているという。
(大村慧)
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