『名探偵コナン 緋色の弾丸』4DX版 絶賛レビュー|「時速1,000Km」をマジで体感できた!

2021年4月16日より上映されている『名探偵コナン 緋色の弾丸』は、新型コロナウイルスの影響でまるまる1年の延期を経てやっと公開されました。それ以外もシリーズ初となることに、IMAX、MX4D、4DX、DOLBY CINEMAという特殊上映方式が同時公開されていることにもあります。

その特殊上映方式の同時公開に加え、イオンシネマ港北ニュータウンの初日1日65回を初め、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の時と同様にまるで電車の時刻表のようなスケジュールも組まれた本作。前作『名探偵コナン 紺青の拳』の累計興行収入93.7億円を超える記録も期待できます。

さて、筆者は初日に本作を4DXで観てきたわけですが、これはもう文句なしのクオリティ!   本編のアクション&スペクタクルとの相性がバッチリであり、初回でも2回目以降でも、大いにおすすめできるものでした。

以下からは、4DXの見どころをあげてみます。ネタバレというほどのものではないとは思いますが、少しだけ本編での具体的な演出に触れているのでご注意を。

予備知識を全く入れずに観たいという方は、以下の劇場リストから確認して、先に劇場へ行くことをおすすめします。
『名探偵コナン 緋色の弾丸』4DX&MX4D上映 映画館 全国一覧|2021.4.16-

※キャラクターごとの魅力を振り返った感想は以下の記事に書きました↓
『名探偵コナン 緋色の弾丸』レビュー|いちばん観たかった赤井秀一、世良真純、羽田秀吉、メアリーの活躍があったという話

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スモークがたっぷりと使われる!

揺れ動く座席、フラッシュ、吹き出す水、はたまた(MX4Dにはない)シャボン玉や雪などの多数の演出を楽しめる4DXですが、今回で特に印象に残るのは「スモーク」でした。その名の通り、劇場内に煙が立ち込めるのですが、もうこれが「ここに使うよね!」と大納得できるところで、しかも同じシーンで何度も吹き出すサービスっぷりでした。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』4DX版 絶賛レビュー|「時速1,000Km」をマジで体感できた!
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


これにより、巻き込まれるヤバい事件の臨場感が増し増しになるというもの。やはり、4DXは「劇中の登場人物との一体感」を楽しめるというのが何よりの魅力。それを期待する人にも大いにおすすめします。

派手なカーチェイスがサービス精神満点!

4DXともっとも相性が良い展開と言えば何か?と問われれば、「カーチェイス」があげられるでしょう。言うまでもなく、座席が激しく揺れ動くことによって、危険な運転をしている車の助手席に乗ったかのような「ライド感」が楽しめるのです。遊園地のアトラクションのような楽しさを期待している人にとっても、いちばん楽しみにできることでしょう。

『名探偵コナン ゼロの執行人』のクライマックスにおける安室透によるスーパーマリオカートのような爆走も4DXとの相性が抜群でしたが、今回は相手を追い詰めるための「読み」もする知的なカーチェイスが展開……でありながらも、ド派手なクラッシュも起こるため、もう座席はグワングワン揺れまくりになりました。4DXで求められるものを、最大限にやり切っていると言っていいでしょう。

真空超電導リニアの最高時速1,000kmを風圧で体感!

本作の事件のメイン舞台となるのは、最高時速1,000kmを誇る「真空超電導リニア」。しかしながら、もともと揺れが少ないことも特徴であるリニアモーターカーであるため、乗っている時のほとんどで座席は動きません。

しかし、その1,000kmのリニアが「通り過ぎる時」……駅で通過する電車を思い浮かべればわかるでしょう。風圧が劇場内に急激に押し寄せてくるのです。4DXにある「風」という演出に、こんな使い方があったのか!と感嘆しました。

赤井さんの弾が頭をかすめた…!

4DXには、座席の後ろから「エアー(空気)」が吹き付けるという演出があり、それはよく銃撃戦の時に「弾が頭をかすめる」擬似体験のために使われます。そして、本作は人気キャラクターの赤井秀一が「狙撃」のミッションを遂行するため……お分かりでしょう。赤井さんが放った弾を間近(頭のすぐそば)で体感できるのです。赤井さんファンはそれだけで本作の4DXは見逃し厳禁でしょう。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』4DX版 絶賛レビュー|「時速1,000Km」をマジで体感できた!
(C)2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


クライマックスのスペクタクルが最高!

いろいろとあげてきましたが、本作の4DXで何よりも素晴らしかったのは、クライマックスのスペクタクルです。もうこれは具体的に何が起こるかは書かないでおきます。とにかく、4DXの(特に座席の揺れ動きの)演出が最大出力状態となっており、もはや笑ってしまうほどに大迫力でした。

改めて、劇場版コナンシリーズはド派手な破壊や爆発もお約束であり、それが良い意味で過剰なレベルであるため、より演出をプラスする4DXは本当に相性が良く楽しいのだと改めて気付かされました。ぜひぜひ、初めての方もリピート鑑賞の方も、ぜひ『名探偵コナン 緋色の弾丸』を4DXで!

関連記事:『名探偵コナン 緋色の弾丸』レビュー|いちばん観たかった赤井秀一、世良真純、羽田秀吉、メアリーの活躍があったという話
 
(文:ヒナタカ)

--{『名探偵コナン 緋色の弾丸』作品情報&映画全作品の概要}--

『名探偵コナン 緋色の弾丸』作品情報

ストーリー
世界最大のスポーツの祭典『WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-』の東京開催を控えた日本。その開会式に併せて、日本の技術を総集結した、最高時速1000kmを誇る世界初となる真空超電導リニアが、新名古屋駅と東京に新設される芝浜駅間に開発されることが発表された。世界中から注目されるなか、名だたる大会スポンサーが集まるパーティー会場で突如事件が発生する。企業のトップが相次いで拉致され、その裏には事件を監視するFBI捜査官・赤井秀一(声:池田秀一)と、彼からの指令を待つFBIの姿があった。コナン(高山みなみ)の推理により、15年前にアメリカ・ボストンで起きたWSG連続拉致事件との関連性が浮かび上がる。そして、当時の事件もFBIの管轄だったことが判明するが、はたしてこれは偶然なのか? 世界中から大勢の人々が集まる日本で、これから何が起ころうとしているのだろうか……? 

予告編


監督
永岡智佳

声の出演
高山みなみ/山崎和佳奈/小山力也/池田秀一/浜辺美波/緒方賢一/岩居由希子/高木渉/大谷育江/林原めぐみ ほか
 
上映時間
110分

映画全作品の概要

→全映画の魅力徹底解説記事

→名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

→名探偵コナン 14番目の標的

→名探偵コナン 世紀末の魔術師

→名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

→名探偵コナン 天国へのカウントダウン

→名探偵コナン ベイカー街の亡霊

→名探偵コナン 迷宮の十字路

→名探偵コナン 銀翼の奇術師

→名探偵コナン 水平線上の陰謀

→名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

→名探偵コナン 紺碧の棺

→名探偵コナン 戦慄の楽譜

→名探偵コナン 漆黒の追跡者

→名探偵コナン 天空の難破船

→名探偵コナン 沈黙の15分

→名探偵コナン 11人目のストライカー

→名探偵コナン 絶海の探偵

→名探偵コナン 異次元の狙撃手

→名探偵コナン 業火の向日葵

→名探偵コナン 純黒の悪夢

→名探偵コナン から紅の恋歌

→名探偵コナン ゼロの執行人

→名探偵コナン 紺青の拳

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