2022年初戦のボルダリングジャパンカップが明日から開催　東京五輪代表の楢崎、野中が久々の大会出場

2022年初戦のボルダリングジャパンカップが明日から開催 東京五輪代表の楢崎、野中が久々の大会出場 2月5、6日の2日間、スポーツクライミングの2022年初戦となる「第17回ボルダリングジャパンカップ」（以下BJC）が三重県四日市市で開催される。関連記事：ボルダリングジャパンカップ開催を前に4選手が会見 昨年の日本代表やジャパンツアーを勝ち抜いた選手のみに出場資格が与えられるボルダリング国内最高峰の戦い。今大会には昨夏の東京五輪に出場した楢崎智亜、野中生萌がエントリーし、久々に大会に姿を見せる。楢崎は昨年9月の世界選手権、野中は五輪以来となる実戦の場で、どのようなパフォーマンスを見せるか注目したい。 優勝争いは、男女とも昨年の上位3人を中心に繰り広げられることが予想される。男子は昨年4度目の優勝を果たした藤井快と楢崎、緒方良行がその後のW杯でも表彰台を独占するなど安定して成績を残している。女子では初優勝した森秋彩、野中、伊藤ふたばが実力的には抜けているが、彼女たちを脅かす新鋭は現れるか。関連記事：ボルダリングジャパンカップ2022開幕直前！ 野口啓代が「日本で最注目の大会」を語る BJCはその年のW杯ボルダリング日本代表選考を兼ねており、今年は今大会と翌週の第35回リードジャパンカップの順位をかけ算して決める「第4期JMSCAパリ五輪強化選手」のSランク男女各2人と、今年1月1日時点での世界ランキング10位以内に入った「IFSC（国際スポーツクライミング連盟）枠保有選手」の男子4人、女子2人を除いた上位8人ずつに代表権が与えられる。ボルダリングにおけるIFSC枠保有選手は男子が藤井、緒方、楢崎、高田知尭、女子が野中、伊藤で、彼らはすでに今年のW杯出場権を確保していることになる。関連記事：藤井快 パリに弾みをつける“V5”へ 三重県でのBJC開催は初。普段は天井中央部から自然光が降り注ぐ四日市ドームが会場となる。有観客が予定され、入場には来場72時間以内のPCR検査陰性記録証明（抗原定性検査の陰性記録は不可）および本人確認証の2つが必要。大会の模様は主催者のJMSCA（日本山岳・スポーツクライミング協会）によるYoutube公式チャンネルで全ラウンドを、AbemaTVで男女決勝をライブ視聴できる。男女が同時に行う初日の予選は、現役世界王者でもある藤井と、五輪銀メダリスト・野中の競技からスタートする。第17回ボルダリングジャパンカップ会場四日市ドーム（三重県四日市市大字羽津甲5196）スケジュール2月05日（土）11:00 ～ 15:25／女子予選11:00 ～ 16:35／男子予選2月06日（日）09:00 ～ 11:15／男女準決勝13:35 ～ 15:05／女子決勝15:20 ～ 17:00／男子決勝※スケジュールは予告なく変更される場合があります。予めご了承ください放映予定JMSCA YouTube 公式チャンネル（ライブ配信）2月05日（土）男女予選2月06日（日）男女準決勝・男女決勝AbemaTV（ライブ配信）2月06日（日）男女決勝スカイA2月06日（日）18:30 ～ 22:30 男女決勝BS朝日2月06日（日）23:00 ～ 23:54「第17回ボルダリングジャパンカップ」大会特設サイト大会公式掲示板（競技順・成績速報などはこちらから）CREDITS文編集部 /写真窪田亮※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。