「汚れが取れないなぁ……」と思いながら、なんとなく使い続けているものはありませんか?

筆者の場合、それはマグカップ。普段食洗器を使用しているため、手洗いに比べると茶渋が残りがちなのです。
ついそのままにしてしまうことが多かったのですが、やはり茶渋のついたマグカップを使うのは気持ちのいいものではありません。

そこで今回は、SNSでもよく話題になる、酸素系漂白剤「オキシクリーン」を使った「オキシ漬け」にトライ。

これまでマグカップの茶渋が気になるときは某台所用漂白剤を使っていたのですが、底の部分にこびりついた頑固な茶渋は取り切れていませんでした。某台所用漂白剤でも取れなかった茶渋、果たしてオキシクリーンできれいになるのでしょうか。

○「オキシ漬け」重要なのはお湯の温度!

今回用意したものは次の通り。オキシ溶液を作って桶の中で漬けおきしてもいいのですが、桶がなくても「オキシ漬け」は簡単にできます。

きれいにしたいマグカップ
オキシクリーン
60℃のお湯
箸(オキシ溶液をかきまぜられるものであれば箸以外のものでもOK)

オキシクリーンが最も効果を発揮するのは、40~60℃のお湯に溶かしたとき。ということで、まずはマグカップの半分くらいまで60℃のお湯を注いだら、付属のキャップ4分の1ほどのオキシクリーンを投入します。

箸でかき混ぜてオキシクリーンを溶かした後、さらにお湯をカップいっぱいまで注ぎます。
お湯をマグカップいっぱいまで入れた後にかき混ぜるとオキシ溶液がこぼれてしまいそうなので、今回はこの方法をとりました。

写真ではあまり伝わらないのが残念ですが、「オキシ漬け」を開始すると、すぐにドライアイスが入っているかのような白い煙が発生。いかにも“効いて”いそうで期待が高まります。
早くも飲み口付近の茶渋が「カス」のようになって浮き上がってきたことに驚きました。
○30分後、カップを見てみると……

そのまま30分ほど放置したところ……

某台所用漂白剤でも落ちなかった、カップの底の隅にこびりついた汚れもきれいさっぱりなくなりました!

ちなみに、オキシクリーン公式で紹介されている「オキシ漬け」の「基本の分量」はお湯4Lに対してキャップ1杯分。今回「オキシ漬け」したマグカップの容量は350mlなので、「基本の分量」よりもかなり多めの量を入れたことになります。

実は、今回の結果が出る前にティースプーン1杯ほどの量でやってみたところ、茶渋が半分ほど残ってしまったため、オキシクリーンの量を増やして再チャレンジしました。汚れがひどいときはたっぷりの量を使ったほうがよさそうです。

今回、はじめての「オキシ漬け」体験でしたが、汚れに応じた量さえ使えば簡単に、かつ短時間で茶渋がきれいになったことに感動しました。茶渋がなくなると、気持ちも晴れやかになるものですね。今後は「オキシ漬け」でのマグカップのお手入れを習慣にしたいです。

春奈 はるな 和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。信念は「人生は自分でつくれる」。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・広報として活動中。旅行やECをはじめとした幅広いジャンルの記事を執筆している。
旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。ブログ「トラベルホリック~旅と仕事と人生と~」も運営中。 この著者の記事一覧はこちら
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