本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界が舞台。
大人が共感し「自分の物語だ」「号泣した」などの反響が届いているそうで、ハズカシ役を務める村上が「みなさん自分の物語って思われているんですか? 僕の物語だと思うんですけど。僕のあるあるが詰まっているんですけど、もしかしたらみなさんも一緒なんですか? 私だけのすてきな思い出が映画にと思ったんですけど」とボケて笑いを誘うと、シンパイ役を務める多部も「私もまさか村上さんも…。私の話だと思っていたのでびっくりしちゃいました(笑)」と村上のボケに乗っかって笑顔を見せた。
続けて、多部は「冗談はさておき…」とコメントして観客を笑わせつつ、「アフレコ中はいっぱいいっぱいで冷静に見られなかったんですけど、出来上がった作品を見て、まるで自分が経験してきたかのようなお話で、今は大人になりましたけど、ライリーのようにいろんな感情を持って生きているなって。自分のことを見ているかのような映画に出来上がっているなと思うので、みなさんの心にバシバシ届くのではないかなと思っています」と期待を寄せた。
また、アフレコ時の思い出を聞かれた多部は「前作も映画館で見たくらい好きな作品でしたし、まさか続編があるんだ、しかも感情が増えるんだ、シンパイをできるんだということで、うれしいよりは緊張が勝っていました」と打ち明け、「あらゆる感情のチームワークを引っかき回すキャラクターなので、一見“ん?”って思われるかもしれないんですけど、なるべくチャーミングに見えるキャラクターになったらいいなという思いでアフレコしました」とこだわりを明かした。
そして、最後に締めのコメントを求められると、多部は「この作品に参加させていただけて、とてもうれしかったですし、もっとここで話したいことがたくさんあるんですけど、とにかく今はみなさんに早く見ていただきたいので、我々はすぐ帰ります(笑)」とコメントして笑わせた。