KDDIの高橋誠社長は「明るい表情で話しましょうか」と好ましい感触だったことを匂わせつつ、「今回の案は、公正競争の点で非常にいい方向で意見がまとまってきたと感じる。NTT側も、NTT法の廃止へのこだわりがなかった。ある意味、常識的な方向性になったのではないか」とコメント。
ソフトバンクの宮川潤一社長は「これまでさまざまな意見をぶつけてきたが、日本の通信業界にとって落ち着いた内容となったのではないか。議論を通して、これまで見えづらかった部分が見えてきたのもよかった」とコメント。
楽天モバイルの三木谷浩史会長は「NTT法の廃止、という乱暴な議論はひとまず止められた。“神は細部に宿る”という言葉があるが、これから細部を一つ一つチェックして詳細に詰めていくことが重要になるだろう」とコメントした。