●ハードなモンゴル旅で「ありのままの私になれた」
今年4月にグラビアに初挑戦した女優の山下リオが、今月13日に17年ぶりとなる写真集『Selenge』(講談社)を発売。日本グラビア界初となるモンゴルで撮影を敢行し、水着や下着はもちろん、手ブラなどのセミヌードにも挑戦した。
4月に『FRIDAY』でグラビアに初挑戦し、下着姿を披露した山下。講談社からオファーを受けて挑戦を決意したという。
「グラビアを今までやりたいと思ったことはなかったです。でも、14歳から仕事を始めて、昔のイメージのままで止まっている方もいるんじゃないかと思っていたので、もう大人だよっていうのを見ていただくにはちょうどいいのかなと。女性の体って神秘的だなと思うんです。太っているとか痩せている関係なく、人間の体もひとつ芸術として存在していると思っています。正直自分の体は好きではなかったですが、そんな私がグラビアをさせていただくことで、何か新しい一面が見えるのかなと思いました」
その際に、山下から「写真集を作りたいです」と提案し、写真集も制作することに。「絵を描くことやフィルム写真を撮ることも好きだったので、私を使って私を表現することや、私の中にある内面的な美しさを写真で表現してみたいという思いがあり、逆オファーという形で写真集の制作が決まりました」と振り返る。
もともとは「撮られることがすごく嫌いで、レンズを向けられるのが苦手なんです」と打ち明ける山下。ずっと苦手意識があったものの、写真集という形でしっかり向き合ってみたいという思いが芽生えたという。
「映像はお芝居していて私ではないので気にならないんですけど、写真となると山下リオになるのでどういう顔をしていいかわからなくて。
モンゴルに5泊6日して撮影した同写真集。モンゴルを選んだのは「馬が大好きで、馬の国といったらモンゴル」という理由から。馬糞がたくさん流れている川で撮影したり、乾燥地帯ということで肌がカサカサになったり、お湯が出ないというハプニングも起きたり、ハードなモンゴル旅になったというが、だからこそ自分と向き合うことができたという。
「スケジュール的にいろいろ詰まっていた時期で、マネージャーさんもいないので全部自分でやらないといけなくて心身ともに疲弊していたんですけど、モンゴルの大自然に癒やされましたし、現地でいろいろな戦いがあったからこそ、ありのままの私になれた気がします。自分ってこんな顔をしていたんだなといった発見もあって、逃げずに自分自身と向き合い続けたあの瞬間が記録として残るのは、感慨深く忘れられない旅になりました」
個性的なスタッフたちとの出会いも自身にとって大きなものに。
「ヘアメイクさんやスタイリストさんなど、スタッフのみんながすごく個性的で、それぞれの芸術がすごくて。その個性がぶつかり合って実現したような気がしていて、このチームだからこそできたものがあったと思います」
これを機に、今後もグラビアや写真集に挑戦していくのだろうか。
山下は「今、迷い中です」と打ち明け、「あれからお声がけもいただいていますが、今回本当に集中して写真集を作り、寝る間も惜しんで何度も写真を見返して構成なども考えたので、全力を出しすぎました(笑)。出し尽くしちゃった感がありますが、望まれるならやりたいという思いや、このチームだからできたという思いもあって。
■山下リオ
1992年10月10日生まれ、徳島県出身。2007年に「三井のリハウス」12代目リハウスガールとして芸能界デビュー。ドラマ『ラブレター』(08)、『あまちゃん』(13)、『ガンニバル』(22)、映画『寝ても覚めても』(18)、『零落』(23)、『ペナルティループ』(24)、舞台『DEATH TAKES A HOLIDAY』(24)などに出演。Netflix恋愛リアリティシリーズ『韓国ドラマな恋がしたい』(23)への出演も話題に。主演映画『雪子 a.k.a.』が2025年1月25日より公開。2月6日~3月2日には舞台『ヒーロー』に出演する。
今年4月にグラビアに初挑戦した女優の山下リオが、今月13日に17年ぶりとなる写真集『Selenge』(講談社)を発売。日本グラビア界初となるモンゴルで撮影を敢行し、水着や下着はもちろん、手ブラなどのセミヌードにも挑戦した。
山下にインタビューし、グラビアや写真集で美ボディを披露した理由、そして、この挑戦が自身にとってどんな経験になったのか話を聞いた。
4月に『FRIDAY』でグラビアに初挑戦し、下着姿を披露した山下。講談社からオファーを受けて挑戦を決意したという。
「グラビアを今までやりたいと思ったことはなかったです。でも、14歳から仕事を始めて、昔のイメージのままで止まっている方もいるんじゃないかと思っていたので、もう大人だよっていうのを見ていただくにはちょうどいいのかなと。女性の体って神秘的だなと思うんです。太っているとか痩せている関係なく、人間の体もひとつ芸術として存在していると思っています。正直自分の体は好きではなかったですが、そんな私がグラビアをさせていただくことで、何か新しい一面が見えるのかなと思いました」
その際に、山下から「写真集を作りたいです」と提案し、写真集も制作することに。「絵を描くことやフィルム写真を撮ることも好きだったので、私を使って私を表現することや、私の中にある内面的な美しさを写真で表現してみたいという思いがあり、逆オファーという形で写真集の制作が決まりました」と振り返る。
もともとは「撮られることがすごく嫌いで、レンズを向けられるのが苦手なんです」と打ち明ける山下。ずっと苦手意識があったものの、写真集という形でしっかり向き合ってみたいという思いが芽生えたという。
「映像はお芝居していて私ではないので気にならないんですけど、写真となると山下リオになるのでどういう顔をしていいかわからなくて。
でも、この仕事をしている以上、どこかで向き合いたいと思っていて、苦手なものに正面から向き合った時にどうなるんだろうと思い、露出も含めて、今までやったことのない最たるものに挑戦したいと思いました」
モンゴルに5泊6日して撮影した同写真集。モンゴルを選んだのは「馬が大好きで、馬の国といったらモンゴル」という理由から。馬糞がたくさん流れている川で撮影したり、乾燥地帯ということで肌がカサカサになったり、お湯が出ないというハプニングも起きたり、ハードなモンゴル旅になったというが、だからこそ自分と向き合うことができたという。
「スケジュール的にいろいろ詰まっていた時期で、マネージャーさんもいないので全部自分でやらないといけなくて心身ともに疲弊していたんですけど、モンゴルの大自然に癒やされましたし、現地でいろいろな戦いがあったからこそ、ありのままの私になれた気がします。自分ってこんな顔をしていたんだなといった発見もあって、逃げずに自分自身と向き合い続けたあの瞬間が記録として残るのは、感慨深く忘れられない旅になりました」
「やっぱり笑顔が好きだな」と思うことができた
また、「自分の笑顔が好きになれた」と告白し、「私は『真顔が怖い』と言われがちですが、その分、笑った顔との差があるというか、自分の中でも陰と陽の振り幅が大きいという認識があるのですが、明るい役を演じることが多くないんです。でも、今回の写真集で、やっぱり笑顔が好きだなと思うことができました」とにっこり。表情の振り幅は役者として大きな武器だと思うが、「そう思っていただけたらいいなと思っています」とほほ笑んだ。個性的なスタッフたちとの出会いも自身にとって大きなものに。
「ヘアメイクさんやスタイリストさんなど、スタッフのみんながすごく個性的で、それぞれの芸術がすごくて。その個性がぶつかり合って実現したような気がしていて、このチームだからこそできたものがあったと思います」
これを機に、今後もグラビアや写真集に挑戦していくのだろうか。
山下は「今、迷い中です」と打ち明け、「あれからお声がけもいただいていますが、今回本当に集中して写真集を作り、寝る間も惜しんで何度も写真を見返して構成なども考えたので、全力を出しすぎました(笑)。出し尽くしちゃった感がありますが、望まれるならやりたいという思いや、このチームだからできたという思いもあって。
何年か経った時にまた同じチームで集まって撮ったら、次はどんな自分になるんだろうという興味はあります」と語っていた。
■山下リオ
1992年10月10日生まれ、徳島県出身。2007年に「三井のリハウス」12代目リハウスガールとして芸能界デビュー。ドラマ『ラブレター』(08)、『あまちゃん』(13)、『ガンニバル』(22)、映画『寝ても覚めても』(18)、『零落』(23)、『ペナルティループ』(24)、舞台『DEATH TAKES A HOLIDAY』(24)などに出演。Netflix恋愛リアリティシリーズ『韓国ドラマな恋がしたい』(23)への出演も話題に。主演映画『雪子 a.k.a.』が2025年1月25日より公開。2月6日~3月2日には舞台『ヒーロー』に出演する。
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