●亜生のティモン役は三木家の誇り「大バンザイです!」
ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』の大ヒット記念クリスマスイベントで共演した子役の永尾柚乃と兄弟漫才コンビ・ミキにインタビュー。本作の魅力や共演の感想を聞いた。


本作は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと、後にスカーとなる若き日のタカの、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。超実写プレミアム吹替版で主人公ムファサ役を尾上右近、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)役を松田元太が担当。亜生は前作『ライオン・キング』(2019)に続きミーアキャットのティモン役を演じ、永尾は本作の応援大使を務めている。

――『ライオン・キング:ムファサ』の魅力やお気に入りのポイントを教えてください。

永尾:兄弟なのになぜ!? というのがわかる始まりの物語で、前作の『ライオン・キング』につながる物語です。ぜひ皆さんに映画館で見ていただきたいです!

亜生:ティモンとプンバァがいなかったらけっこう重たい話で、ティモンとプンバァが重要な役割を果たしているので、そこも注目して見ていただきたいです。

昴生:『ライオン・キング』を見たことがない人も楽しめますが、『ライオン・キング』ファンはより楽しめると思います。「あの場面がここにつながるんや」という楽しさがあり、ムファサとスカーだけでなく、ラフィキの過去もわかるので。

――亜生さんは前作に続きティモンを演じられましたが、アフレコはいかがでしたか?

亜生:前作の時はいっぱいいっぱいだったので、今回の方が楽しんでできました。監督からは「ティモンは本当に何も考えてないから」「感情をこめずに感情がこもっている風の言い回しで」などと言われたんですけど、監督と笑いながら「こんな感じですか!?」「それにしよう」みたいな感じでやっていくのがめっちゃ楽しかったです。

――柚乃さんと昴生さんは、亜生さん演じるティモンいかがでしたか?

永尾:素晴らしかったです! 今日初めてお会いしたんですけど、ずっとにこにこしていて、「うわ~ティモンだ!」って思いました。


昴生:すごくよかったです。続編の話が出てから、亜生がなかなか呼ばれなかったから、干されたかと思いましたが、出ることになってよかったです(笑)。ちょろっとなのかなと思ったら、要所要所でけっこう登場していて。

亜生:僕もちょっとだけだろうと思っていたんですけど、台本をもらって「めっちゃしゃべる!」って思いました。

昴生:弟なので、「弟の声だな」ってなると思うんですけど、物語にグッと引き込まれているから、亜生だと思わず、ちゃんとティモンとして見ることができました。

――ディズニー声優というのは誇らしいですか?

亜生:誇らしいです!

昴生:家族としても誇らしいですよ! ディズニー作品の声優、しかもティモンを演じているというのは本当にすごいことやから、三木家としては大バンザイです!

――柚乃さんも次は声優をやりたいという思いがあるそうですね。

永尾:『ライオン・キング』でサルの声をやりたいんです! クロシロエリマキキツネザルが好きなので、その役がいいです。

昴生:続編があるならぜひクロシロエリマキキツネザルをぜひ出してほしい。

亜生:柚乃ちゃんのために!

――クロシロエリマキキツネザルのどこが好きですか?

永尾:首のまわりの白いところがかわいくて好きです。

永尾柚乃は「『ブラッシュアップライフ』の時のまんまの子」

――柚乃さんとミキさんは今回のイベントで初共演とのことですが、共演の感想をお聞かせください。

永尾:うれしいです! 私は本当にティモンも大好きで、プンバァとのコンビがかわいいなと思っていたので、会えてうれしかったです。

亜生:やったね!

昴生:僕はどう……?

亜生:そのお兄ちゃんだって思ったよね?

永尾:はい!

――柚乃さんはお笑いがお好きだそうですね。


昴生:ミキのこと知ってた?

永尾:はい!

昴生:芸人で誰が一番好きなの?

永尾:私はチョコレートプラネットさんが大好きです。何回もお会いしたことがあって、すごく面白いなって。

昴生:ミキはそこに食い込めそう!?(笑)

永尾:はい!

亜生:うれしい(笑)

――ミキさんは柚乃さんと共演していかがですか?

昴生:僕はドラマが大好きやから、あの柚乃ちゃんだって。『ブラッシュアップライフ』の時のまんまの子というか、ほんまに何回か人生やってるんちゃうかっていうぐらいしっかりしているんです。ちゃんと仕事にも向き合っていて、見習わなあかんところがいっぱいあります。一生懸命さとか。

亜生:イベントが始まる前に3人でしゃべっていたんですけど、「ちょっとすみません」って台本を確認していて。素晴らしい。プロです!

昴生:本当に素晴らしい! 事前準備をしっかりしていて、何事も準備が大事だなって柚乃ちゃんを見て思い知らされました。

■永尾柚乃
2016年10月15日生まれ、東京都出身。1歳の時にWOWOW『コールドケース2』(2018)でデビュー。2023年にドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)で安藤サクラ演じる主人公の幼少期を演じて脚光を浴び、ドラマや映画、CM、バラエティなど多方面に活躍中。
2024年はドラマ『ブラック・ジャック』『科捜研の女 season24』(テレビ朝日)、映画『ゴールデンカムイ』などに出演。

■ミキ
兄・昴生(1986年4月13日生まれ)、弟・亜生(1988年7月22日生まれ)による兄弟漫才師。京都府出身。2012年4月結成。『M-1グランプリ』で2017年に3位、2018年に4位。また、2020年に『第5回上方漫才協会大賞』大賞、2022年に『第57回上方漫才大賞 奨励賞』を受賞。毎年全国ツアー「ミキ漫」を開催し、全国に笑いを届けている。
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