Eコマース・フィンテックを含めた楽天エコシステム 加速度的に拡大
昨年、楽天グループは様々な分野でいくつもの成果を達成することができました。
楽天モバイルにおいては、昨年はプラチナバンド(700MHz帯)での商用サービスを開始するとともに、全契約回線数が830万回線を突破しました。また、法人向けにも、様々なニーズにお応えするソリューションを拡充してきています。日本の物価全体が高まる中、通信費の低減に大きく貢献してきており、今後も、品質高く、無制限で、お手頃な値段でご利用いただけるように全力で取り組んでまいります。
とりわけモバイルでの挑戦により、楽天グループにおけるEコマース・フィンテックを含めた楽天エコシステムは加速度的に拡大しています。年間グローバル流通総額は44兆円規模、グローバルメンバーシップも約19億人となったほか、第3四半期において5年ぶりとなる営業利益四半期黒字化を達成しました。
世界は、インターネット、スマートフォン、クラウド、AIの4つの革命によって、実物経済や金融経済が仮想ネットワーク・大規模データセンターから成る「仮想経済」の上に成立する経済構造へと変化してきています。さらなる成長に向けて、私たちはこうした社会変革に一層適応していく必要があります。
楽天グループでは、世界中のあらゆる人々がAIを活用できるようにする「AIの民主化」を目指しています。その中で、マーケティング・オペレーション等の効率化や顧客体験向上を促進する楽天独自の技術基盤・AIソリューション「Rakuten AI」も始動させています。今後、最先端のAIソリューションを駆使することで、自社の業務効率や顧客体験の向上だけでなく、パートナー様の企業活動にも貢献していきたいと考えております。
楽天グループはこれからも、あらゆる領域で挑戦し続けることで、日本、そして世界の人々と社会をエンパワーメントすることに取り組んでまいります。