Appleは5月5日、2025年のプライドコレクションを発表した。
同社は毎年、6月のプライド月間(LGBTQ+の権利や文化に焦点を当てる月間)に合わせて、プライドエディションのApple Watch用バンドを含むプライドコレクションを展開し、LGBTQ+コミュニティを支援している。
2025年のApple Watch用バンドは「Apple Watchプライドエディションスポーツバンド」であり、鮮やかなストライプを幾何学的に組み合わせたデザインが採用されている。この配色は、複数のプライドフラッグのカラーパレットから着想を得ており、ブラックとブラウンは、黒人・ラテン系のコミュニティや、HIV/AIDSの影響を受けている人々の歴史的・社会的重みを、ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーおよびノンバイナリーの人々を象徴している。
バンドの模様は、色の異なるフルオロエラストマーのストライプを手作業で組み合わせ、圧縮整形することで作り出されている。そのため、バンドごとにレインボーカラーの配列やストライプの形状・大きさが異なり、同一のデザインは存在しない。LGBTQ+コミュニティの持つ力強さと個性を表現したデザインである。また、バンドのピンを固定するバックル部分に、「Designed with pride in California.(カリフォルニアからプライドを込めて)」という文言がレーザーエッチングで刻まれている。
新たに登場するプライドハーモニー文字盤も同様のデザインロジックに基づいており、「Apple Watchプライドエディションスポーツバンド」と調和する鮮やかなストライプが表示される。手首を持ち上げて時間を確認すると、アナログ文字盤上のストライプがダイナミックに変化し、時間を示す大きな数字を形成する。iPhoneおよびiPadの壁紙では、ユーザーがデバイスを動かしたり、ロックまたはロック解除すると、色の位置が変化する。
プライドエディションスポーツバンド(40mm/ 42mm/ 44mm、S/MとM/L)は、5月5日よりapple.com/jpおよびApple Storeアプリにて注文受け付けを開始しており、Apple Store直営店では翌週から販売を開始する予定である。価格は6,800円。プライドハーモニーの文字盤、iPhoneおよびiPadの壁紙は、近日中にリリース予定の「watchOS 11.5」「iOS 18.5」「iPadOS 18.5」のソフトウェアアップデートで提供される。











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