JO1の豆原一成が主演を務める映画『BADBOYS -THE MOVIE-』(5月30日公開)の本編映像が27日、公開された。
同作は、1988年から1996年まで『ヤングキング』で連載されていた、田中宏氏による同名コミックの実写化作。
過去に何度も映像化されてきた伝説的不良漫画が、JO1・豆原一成を主演に実写映画化される。
○桐木司(豆原一成)の“イタかわいい”シーン 映画『BADBOYS -THE MOVIE-』本編映像
今回公開されたのは、主人公・桐木司(豆原)が憧れの不良になるため、公園の滑り台でひとり煽りセリフを練習する“ちょっとイタくて愛おしい”姿をとらえた本編映像。
メモを片手に「お前ら、観念しろ! 俺が極楽蝶の桐木司だ!」と叫びながらポーズを決める姿は真剣そのもの。だが、その真剣さがどこか滑稽でシュールで、見ているこちらが思わず笑ってしまう“イタかわいい”シーンになっている。
同シーンについて西川達郎監督は「非常にコミカルなシーンですし、実はそこでのポーズはまめちゃんのアドリブなんです(笑)」と明かす。「少し恥ずかしそうにもしていましたが、喜怒哀楽の様々な姿を見せる司を、どのシーンでも魅力的な表情で演じてくれました」と表現力を絶賛した。
そんな司の様子を滑り台の下から偶然見ていたのは、以前「陴威窠斗(BEAST)」に絡まれていたところを助けた久美(井頭愛海)。お礼を伝えにきた彼女の姿に、司は驚きつつも内心は嬉しさを隠せない様子で、慌てて滑り台を一目散に滑り降りる姿も微笑ましく、ふたりの間に芽生えつつある淡い感情に、胸がくすぐられるワンシーンとなっている。
豆原自身も「男たちの戦いや友情に加え、どこか笑えるシーンも、かわいらしさ満載なところも、すべてを楽しみながら観ていただけたら」と語っている。
(C)田中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会
【編集部MEMO】
JO1は、2019年12月11日にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成。2020年3月4日に「PROTOSTAR」でデビューした。
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