ペットの名前ランキング、犬は「むぎ」が5連覇、初の1位となった猫の名前は?

アイペット損害保険は5月27日、ペットの名前についての調査結果を発表した。犬・猫の調査は、2024年度(2024年4月1日～2025年3月31日)の新規契約のうち、0歳の犬・猫を対象に。エキゾチックアニマルの調査は、2024年度(2024年4月1日～2025年3月31日)の新規契約のうち、うさぎ・インコ・ハムスター・チンチラ・デグー・トカゲ・フェレット・モルモット・モモンガ・ハリネズミ・リスを対象に行われた。
○2024年度 総合名前ランキング

総合ランキングでは、犬の名前は、「むぎ」が5連覇を達成した。10位の「ルル」は調査開始以来、初めてのランクインとなった。昨年は犬と猫、どちらも1位が「むぎ」だったが、猫では「ラテ」が初めて1位を獲得した。また、猫の名前では、8位の「おもち」が初のランクインとなった。
○過去8年間の変遷

過去8年間の上位5位の推移を振り返ると、犬の名前では2020年度に「むぎ」が1位に躍り出ており、それまで1位だった「ココ」が2位となった。「ラテ」も年々順位を上げている。猫の名前では、2022年度から特に変動が大きく、犬と同様に猫の名前でも「ラテ」が年々順位を上げている。
○犬の性別名前ランキング

犬の性別ランキングでは、男の子の「レオ」が不動の人気。9位と10位に「おもち」と「こむぎ」が初登場した。女の子では、1位と2位の「むぎ」と「ココ」が昨年から入れ替わっており、犬の名前として男の子、女の子ともに「むぎ」の人気が窺える。
○猫の性別名前ランキング

猫の性別ランキングでは、男の子の「レオ」が10連覇、女の子の「ルナ」が3連覇となった。男の子は再登場が3つあり、「琥珀」は今回の調査の中で唯一、漢字の名前のランクインだった。女の子は「メル」が再登場しており、カタカナ2文字の名前が7割を占めた。

○犬種別名前ランキング

犬種別のランキングでは、チワワ以外で「むぎ」が1位を獲得している。チワワは全てカタカナ、柴犬はひらがなと犬種別で人気の名前が異なっていることがわかる。ポメラニアンでは「ぽんず」が初登場した。
○猫種別名前ランキング

猫種別のランキングでも、犬種別のランキングと同様、種別での違いが見られる。ラグドールでは「あお」「ココ」「ノア」のように他の種別にはない名前がランクインしている。しかし、猫の名前ランキング(総合)で1位の「ラテ」は全ての種別で上位3位以内にランクインしており、種別を問わず人気な名前のようだ。
○エキゾチックアニマルの名前ランキング

エキゾチックアニマルのランキングでは、初めてトカゲ、フェレット、モルモット、モモンガ、ハリネズミ、リスを対象とし、種別を増やして1位の名前を調査した。「むぎ」「おもち」「きなこ」「そら」など犬と猫の総合ランキングにランクインする人気の名前もあれば、モモンガの「モモ」や、ハリネズミの「うに」、リスの「ナッツ」など種別を連想するような名前もあり、違いが見られた。
○番外編

今年も個性的な名前が多く見られた。特徴的な読み方や、可愛らしい読み方の名前が集まった。

大阪・関西万博にパビリオンがある国の中から、アメリカ、フランス、韓国、ドイツ、イタリアに絞り、各国の言葉と同じ名前をピックアップした。