第一生命保険は5月29日、2024年「サラっと一句!わたしの川柳コンクール」全国ベスト10を発表した。

同社は2024年9月から10月にかけて同コンクールを実施し、全国から約5万2千の作品が寄せられた。
2025年1月には全国優秀100句が発表され、約7万名のサラ川ファンによる投票により全国ベスト10が決定された。
○第1位「AIの 使い方聞く AIに」

近年凄まじい速度で進化を遂げているAI技術。生成AIの登場は仕事の効率化だけでなく、日常で見聞きする画像や映像、音声の生成にも使われるなど私たちの暮らしに定着しつつある。一方で、一筋縄ではいかない最新の技術に振り回されている人も。AIを使いこなそうと四苦八苦する情景が思い起こされる作品が多くの共感を得て、見事第1位に輝いた。

○年代別でみるサラ川ベスト3

今回第1位を獲得した作品が、20代~50代の人々からたくさんの共感を得る結果に。総務省の「生成AIの利用意向」に関する国民調査アンケートによると、「既に利用している」と回答した人の割合はそこまで高くないものの、「ぜひ利用してみたい」「条件によっては利用を検討する」と回答した人の割合は6割~7割程度に上り、AIに対する興味関心は高まっているようだ。一方で、60代以上の人々は日常のあるあるを詠んだほっこりとする作品や、セカンドライフについての悲哀を詠んだ作品が多くの共感を得られたようだ。

○ベスト11~100位
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