アドバンスドがさらにアドバンスドした結果、オーラになった!……ちょっとポケモン風なことを言ってしまったが、いま話題の「Ploom AURA(以下、プルーム・オーラ)」の話。

JTは5月27日、新型加熱式たばこデバイス「プルーム・オーラ」と新たなプルーム専用スティック「EVO(以下、エボ)」を発売した。
従来のデバイス「Ploom X ADVANCED(以下、プルーム・エックス・アドバンスド)」の進化系だが、今回はちょっとその進化っぷりがスゴいのなんのって。

ということで、さっそくPloom Shop 銀座店で試してみたので、その詳細をレポート!
▼新システムも搭載した新たなデバイス「プルーム・オーラ」登場!

JTが新たに発表した加熱式たばこデバイス「プルーム・オーラ」。ユーザーの好みに合わせて喫煙体験そのものを幅広くカスタマイズできる画期的なデバイスで、その最大の特徴は、4つの加熱モードを選択できる「HEAT SELECT SYSTEM」を搭載した点にある。

スマートフォンとBluetoothで連携し、デバイス上で操作することで使用時間約5分/使用可能本数約20本の「Standard mode(以下、スタンダードモード)」、約3分/約25本の「Strong mode(以下、ストロングモード)」、約6分/約19本の「Long mode(以下、ロングモード)」、約3分/約27本の「Eco mode(以下、エコモード)の各モードを切り替えられ、吸いごたえや使用時間を細かく調整できるのだ。

そして新スティックブランド「エボ」。実は、JT史上初となる“加熱式たばこ専用のプレミアムブランド”となる。厳選したたばこ葉のみを使用し、10万回を超えるテイスティングを経て生まれた、まったく新たなたばこスティックだという。

はい、実物が手元にやってきました。デバイスの形状はかなり変わって、卵型から棒型に変更されたけど、こうしてまじまじ見てみると……、

新型もやっぱりめちゃくちゃ洗練されてる……! プルーム・エックス・アドバンスドは2024年、加熱式たばこデバイスとして初めてグッドデザイン賞に輝いたけど、その遺伝子が完全に引き継がれているイメージ。余計な角がなく、すらっと美しい丸みが心地良い。

重量は約75.5gで、アドバンスドより20gほどコンパクトになったそうだが、安っぽい軽さにはなっていない。すごく“ちょうどいい”感じだ。

▼エボ全種類で「HEAT SELECT SYSTEM」を試してみた!

それではさっそく、実際に吸ってみよう。まずは「エボ・ディープ・レギュラー」を「スタンダードモード」で。スウ~ッ……。

う……ウッマ……。なんというか、すごく上質で濃厚な吸いごたえだ。完成されたレギュラータイプの味わいで、たばこ葉のコク深い旨みがしっかりと感じられる。「キャメル・リッチ」「メビウス・アロマリッチ・レギュラー」などと直接比べたわけではないが、キャラメルのような甘くて香ばしい香りがすごく贅沢! イガイガした感じもなし。

きっと、プルーム・オーラのスペックとエボの実力、どちらが欠けてもこの旨みは出ないのだろう。

「ストロングモード」も試してみたところ、さらに深みのある芳香が感じられた。キック感も増している。紙タバコ派も、これならかなり満足できるのではないか。

さらに「ロングモード」で吸ってみると、いわゆるスムースタイプのレギュラーというか、ちょっとライトな味わいへと変化! これはこれで美味しいし、たばこの旨みはちゃんと感じられるので、「飲み会などでなんとな~く口寂しいときに吸う」的な楽しみ方に向いていそう。


ちなみに「エコモード」は使用時間を短くし、本数の上限を増やす機能なので、味わいはおそらく「スタンダードモード」とほとんど変化なし。

続いて「エボ・コールド・メンソール」に挑戦! こちらもすっきりしたメントール感が強烈で、雑味が一切ないクリアなメンソール味になっている。アドバンスドで吸うメビウスもキャメルも美味しいが、やっぱりなんとなくオーラで吸うエボは違う気がする……。テンションの問題もあるかもだけど、やっぱりこっちのほうがウマいように思う。

で、「ストロングモード」で吸ってみるとメンソール感が一気にアップ! 器官が一気にヒンヤリし、思わず咳き込んでしまいそうになった。この容赦のなさ、まさにストロング! 今後、「ブラック・コールド・メンソール」などが出たらどうなるのか。今から楽しみ。

一方、「ロングモード」はメンソール感も喫味も一気に落ち着きを見せ、「本当に同じスティックなのか?」と思うほど表情が一変。普段レギュラーを好む人でも、美味しく、そして落ち着いて楽しめそうなメンソール感だ。

ラストは「エボ・ベリー・クリスタル」。ラズベリー系の甘酸っぱい風味が特徴的だが、「スタンダードモード」だとたばこ葉の旨みと果実感、メントール感がいいバランスで調和。だが、「ストロングモード」にした途端、一気に果実味、酸味、メンソール感が倍増! かなり味わいが変わった。


「ロングモード」は先程の「コールドメンソール」と同様、ふんわり味わいたいときにオススメできそうなライトな喫味となっている。

全モード、全フレーバーで味わってみたが、総じて「どのモードがベスト」というわけでなく、「どのモードにもよさがある」といった印象。そのときの気分によってサクッとスマホでモードチェンジできる「HEAT SELECT SYSTEM」。これ、めちゃくちゃいい。楽しいし、確かな進化が実感できる。

ということで、まずは新デバイス「プルーム・オーラ」の体験記、第一報をお届けした。これからいろんなフレーバーが充実するはずなので、そのポテンシャルはますます広まっていきそうだ。今後の展開にも期待大!
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